純粋な保湿剤くらいであれば大きな副作用はそんなにないので、そんなに気負わずに使ってもいいのではないでしょうか。
剤形による特徴
基本的な剤形は主に以下の3つです。なんとなくイメージを持っておくと良いと思います。
ワセリン(プロペト®︎)
いわゆる軟膏タイプの基材で使用感は良くないと感じるかもしれませんが、保湿力が高く、刺激性は少なく安価なので、さまざまな薬のベースに使われています。
チューブタイプは夏に置いとくと周りがベチョベチョするので冷蔵庫へ。コンビニでも置いているところもありますし、そういう意味でもいいですね。
ヘパリン類似物質
作用機序はよく分かっていないそうですが、血行促進作用や角質に対する保湿作用があるそうです。比較的高価ですが、保湿力に優れ、クリームやローションタイプもあり使用感も良いと感じる方も多いです。
これも余談ですが、ヘパリンというのは血をサラサラにする注射薬です。それもあるのか、副作用に出血傾向と書いていますが、実際に保湿目的に塗って、そこから出血なんてするのかなあ。。。と思ってしまいます(医学的な感じじゃなくてすいません)。
亜鉛華軟膏
それ自体に痒みを抑えたり、水分を吸着したりする作用があるため、小職の場合はおむつかぶれとか、いわゆる汗疹(あせも)のような湿っぽい湿疹に使うことがあります。皮膚科の先生によってはワセリンと半分ずつ使う人もいますが、保湿力が高まるんでしょうか。
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